対話のことばラボ
TAIWA NO KOTOBA Lab.
対話のことばラボとは
「対話のことばラボ」とは、対話の秘訣を30個にまとめた「対話のことば」を礎としながら、対話を体験し、実践し、学ぶことを目的とした場です。医療、福祉、教育、ビジネス、子育てなど、どんな領域にいたとしても、この社会で生きている私たちの人生は関係性の網の目の中で紡がれています。だからこそ、お互いのことや、その場の可能性を大切にした関係性を身の回りで築いていくことは、仕事や暮らしにおける体験の質に大きく影響します。
本プログラムでは、全6回のラボの場における対話を通じて、自分とつながり、人とつながり、新たな理解が生まれていくプロセスを体験します。そして、その体験を踏まえながら、「対話のことば」を用いて頭での理解を深め、それぞれの日常に持ち帰っていただくことを大切にしています。
― こんな想いはありませんか? ―
「人との関係性やコミュニケーションを大切にしたい」
「対話を体験したことないが、興味があり、探求したい」
「すでに対話を体験したり、仕事や暮らしに活かしていて、さらに深めたい」
そんな想いをもった方とともに、対話の旅をするのが
「対話のことばラボ」です。
参加して得られること
自分自身とのつながりが深まり、創造性が現れてくる
対話の時間を通じて、自分自身の内側を観察したり、声を場に出したりすることを重ねていくと、だんだんと自分自身の体験している世界の輪郭がはっきりとしてきます。また、自分だからこそ持っている世界の感じ方や捉え方に気づき、自然と備わっている性質に気づき始めます。そんな自分の中にある自然な創造性が少しずつ花開いていくのが対話の場です。
人とのつながりが深まり、安心感が育まれる
どんなに分かり合えなさや相入れなさを感じる相手でも、その人の声に耳を澄まし、「どんな人生を生きてきた、どんな性質を持つ人間なのか」といったことに好奇心をひらくと、だんだんと理解が深まっていくものです。そして、その深まりに応じて、「どんな人もひとりの人なんだ」という他者とつながることへの自信と安心感がうまれてきます。
身の回りの関係性にアプローチしていく力が湧く
参加していただいた方の感想から、「対話を身の回りから実践していこうと思った」という声をいただくことがあります。ラボの場で、6~10人ほどの規模で継続的に時間を過ごすことで、対話の可能性に触れたり、参加者同士での対等なつながりがうまれたりします。そんな経験がこれからの日常における対話の実践の支えとなります。
場で大切にしていること
まずは体験し、そこから学ぶ
まずはじめに大切なことは、「体験」です。日常の中で起こしていきたいどんな関係性の変化も、「対話」の実体験があることが支えとなります。「対話」という関わり合いをラボの場で存分に味わい、そこから「対話のことば」を参考に頭で理解を深めていく、地に足ついた学びを大切にします。
みんなで対話して、つくる
この場は「ラボ」の名の通り実験・実践の場としての機能を持っています。大枠としての方向性はありますが、参加する人みんなで対話をしながら、自分たちの「体験の場」をつくっていきます。このように、運営の仕方の部分から、なるべく対話的に行うことを大切にしています。
自然と日常につながっていく
ラボの場で「対話」の体験をすると、少しずつ日常の暮らしや仕事における自分の感じ方や物事の見え方に変化が現れます。それはもしかしたらちょっとした変化かもしれませんが、自然と思考と行動に影響をうむはずです。ラボでは、この場だけでなく日常にもつながっていくことを大切にしています。
参加者の声
医療、保育、ビジネス、対人支援、子育て支援など、
様々な分野にいる方たちが参加しています
対話のことばラボの場は「体験しているその事実」「感じている感覚」を大切に扱うことができる場だと感じました。「対話的である」「真ん中に声を置く」って一体どういうこと、というのを単発の場ではなく、同じメンバーで複数回積んでいくからこそ育まれる安心感のなかで、ゆったりと体感に沁み込ませていくことができました。誰かに合わせないといけないことは一つもなく、必ずしも声を出さないといけないわけでも、受け取らないといけないわけでもない。そういう自由があるなかで、他の方の言葉に心を傾けていると自分の想いにも深く繋がることができました。ただただ、自分もその場にいる人にも「いのちとして在る」ということが願える、そんな素敵な場でした。ありがとうございました。
Oさん(30代 女性)
ラボラトリーに参加した中で自分に起きた変化としては、全ての人が持っている素晴らしいエネルギーや美しさを信じられるようになり、全ての人がただ存在するだけで素晴らしいと考えられるようになった事です。対話の場においては、年齢や社会的な立場のようなものは何も関係無く、ただその場にいる人が一人の人として尊重される。それぞれの人が持っている過去から生じてくる様々な物の見方。その物の見方は決して押しつけられる物ではなく、対話の輪の中心にただ重なっていく。そこから受け取るのも受け取らないのも個人の自由である。そんな自由さが担保されているような場でした。この場は、とても愛にあふれた場であると共に、とても安心感のある場でした。どんな自分でも許され、自分の内面の奥深くに潜って行く感覚を感じられました。こんな素敵な場に参加させていただきありがとうございました。
Yさん(20代 男性)
対話を大切にしている人たちとともに語り合い、聴き合う時間は、温かいものが自分の内側に積もり、柔らな土壌をつくっていくような時間でした。その土は消えずに、これからの人生を生きるうえでいろいろな種(たね)が撒かれ、育つことを支えてくれるものになると感じています。対話は何かを解決したり、答えを出すものではありません。自分の心を耕すような、自分たちの関わりに陽をあてるようなものだということを、“体験”や“感覚”から得られたことがラボに参加して一番良かったと感じていることです。安心安全の場で対話を体験し、実践できたことが何よりも得がたい経験でした。参加させていただきありがとうございました。
Tさん(40代 女性)
開催中のコース
現在開催しているコースはこちらです
各コースの詳細はリンク先をご覧ください
※申し込みフォームは各期のリンク先にあります
(全6回、2021年7月〜9月開催)
対話のことばラボは、今回より名称を改め「つながるダイアローグ」としてスタートします。
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※募集終了いたしました。
■ 対話のことばラボ スピンオフ 「私に出会う Dialogue journey」
(全11回、2020年10月〜2021年3月開催)
ラボ第5期は、スピンオフとしてタイトルを変更して開催することになりました。
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※募集終了いたしました。
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※募集終了いたしました。スタッフ紹介
対話の場をともにつくっている仲間たちです
長井 雅史(まさ)
『対話のことば オープンダイアローグに学ぶ問題解消のための対話の心得』共著者。米国CTI認定プロフェッショナル・コーアクティブ・コーチ(CPCC)。大学院時代の対話の研究を経て独立。いのちが生きる働き方や暮らし方、社会のあり方を探究し、実践している。現在は地球とのつながりを大切にするために千葉県いすみ市で暮らしつつ、人や組織の変容に関わる。
加瀬 亮二(りょう)
人材総合サービス会社にてセミナー企画運営、就職支援施設の運営に従事。キャリアカウンセラー、ワークショップデザイナー、ヨガインストラクター。森、海、焚き火、絵本、ゾウ、Perfumeが好き。対話からうまれるそれぞれが持つ美しい物語を通じて「よりよくはたらく、いきる」の探求中。
田口 良子(りょうちゃん)
美容師、映像制作、マーケティング、広報など様々な業種・職種を経験した後、「自分のなかに答えがある」ということを基本理念とするコーチングや、「自分の声が聴かれる」経験が蓄積される対話に出会い、それを実践することによって、「人はありのままそこにいるだけで価値があり、すべての生命は美しい」ということに気づく。現在は、人が安心して生き、「ほんとうの自分」に出会ってもらうための場として、コーチングセッションと対話の場を提供中。
西岡 望(クロちゃん)
18歳でファシリテーションに出会い、様々なワークショップを渡り歩く。まちづくりや子どもNPOなどで活動するも、あるとき全ての活動を断捨離し、アパレル業界の正社員へ。産後、精神疾患を発症してからは、ボチボチ働きながらオープンダイアローグやナラティブセラピーを勉強し、オンラインの対話の場づくりなどを行う。夫と息子と猫2匹とまったり暮らす。
矢嶋祥伍(やじやじ)
公認心理士を目指し、心理学科に通う大学生。大学2年次に対話と出会い、それからボランティア活動など日常の中でも対話のエッセンスを取り入れる試みを行っている。最近では全ての人には価値があるという信念のもと、よりその人の持っている願いや感情を大切にしたいという思いからコーチングスクールに通い、コーチングセッションを提供している。
お問い合わせ
対話のことばラボへのお問い合わせは下記へお願いします
※参加のお申し込みは「開催中のコース」各期のリンク先からお願いします
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